今年自分に起こった一番の事件の話
こんばんは、さとまいです。師走も中盤。
徐々に浮き足立つ世の中・・・今年を振り返って色々書き残しておきたいなと。
少しだけ前の話になりますが、ちょっとトラブルに巻き込まれた話をします。
夏が過ぎたと言ってもまだまだ残暑の厳しい9月末、
私は連日の仕事で疲れた体で、郵便受けからたまった手紙を取り出して家で分別をしていました。
その中に、普段見慣れない「●ISAカード」からの手紙があることに気付くのに時間はかかりませんでした。
普段使ってないカードだったので何かな?と思って開いてみると、
なんと、約50万円分のカード利用請求書。
「あ・・・これは・・・不正利用されたんだ・・・こんなの本当に起こるんだな・・・」
大変大変驚いたものの、仕事後で疲れていて大きなリアクションも出来ず(笑)冷静にその明細に書かれた事実を受けて止めていました。
休日のしかも夜中12時頃に気付いたのですが、
すぐに24時間対応のお客様センターに連絡を取り、カードを止めてもらう手続きをしてもらいました。
対応してくださった方の説明によると、不正利用の確認がとれれば、保険が適用されて請求された50万円が返ってくるということで、とりあえず一安心。
とりあえず安心はしたものの、私は大きな違和感を感じていました。
普段使っていないカードが、いつどうやってスキミングされたのか?
カードは盗まれた訳ではなく、ちゃんと手元にあるのに・・・
(カードを改めて確認する)
・・・
あれ、カードの有効期限、2ヶ月前に切れてる????!!!!!
そう、私の手元にあるV●SAカードの表面の日付は
2018年7月が有効期限であることを主張していました。
ここから、芋づる式に色々な事が判明していくことに。
まず私サイドの事実を言うと、期限切れのカードが手元にあったものの、
更新されたカードは受け取っていませんでした。
(通常カードの期限が切れるときは更新カードが書留で届く)
一方でカード会社側の認識している状況は異なっており、
・カード会社側は7月に私宛に書留を送っている
・不在だったため不在通知をポストに入れた
・後日郵便局の窓口で受け取っている
ということが書留の履歴から明らかになりました。
3点目の「郵便局の窓口で受け取った」の記録がされているのは平日水曜日の朝9:30。
私は出社しているため郵便局には行っておらず、もちろん夫や、私の家族が代わりに受け取った事実もありません。
今度は郵便局側に問い合わせを行うと、確かにその日のその時間、
「書留の不在通知と保険証を持った女性が書留を窓口に受け取りに来たので、渡した」
ということで、防犯カメラにも女性が映っていることが確認出来ました。
保険証すら偽造された??!!
驚いて自身の手元に保険証がちゃんと存在することを確認すると同時に、
郵便局側に保険証のコピーがあるか訪ねてみたところ、コピーは取っておらず保険証番号のみ控えていたとのこと。
またその番号を聞くと、私の手元にある番号とは一桁目から異なる全くのでたらめでした。
更に後日マンションの防犯カメラ映像を通じて
「不審な外国人がマンションのポストを荒らしていた」
という事実も明らかになりました。
つまり、まとめると、事件の経緯はおそらくこういうこと。
・7月に、カード会社から私宛に更新したカードを書留で送付
・不在だったため、郵便局員は不在通知をポストに入れる
・忙しくて数日間ポストの確認が出来ず
・その間に何者かにポストを荒らされ、不在通知と一部の郵便物が盗まれる
・何者かは、郵便物から判明した私の氏名を元に、偽装保険証を作成
・何者かは、不在通知と偽装保険証を元に、郵便局の窓口にカードを受け取りに行く
・郵便局員はカードを渡す
・何者かが郵便局でカードを受け取った丁度その日から不正利用が始まっており、限度額の50万円まで使われた
自分の身にこんなことがおこるなんて。
ここまで事実が判明し、ほぼ間違いなく保険は降りてお金は返ってくるだろうということが分かったのですが、ここで非常に大きなモヤモヤが私の心の中に残ることに。
なぜ、書留であるにもかかわらず、郵便局で、私ではない人に郵便物が手渡されたのか。
①について、完璧に身分証を偽装だれたのならば、ある種仕方のない部分もあるかと思います。
一方でその身分証として提示された保険証番号は、全くのでたらめで、おそらく「漢字の氏名」しか合致していません。
郵便物を荒らされている時点で、漢字の氏名や住所は100%ばれるので、氏名だけ合っている保険証を偽装するなんてとても簡単なことなんだろうと思います。
一部の郵便物と不在表が取られてしまった時点で郵便局窓口で代わりに書留が受け取れてしまうということは、書留など使わず郵便でそのままカードを送付することと比較してあまりセキュアになっていないのではないでしょうか。
だって、郵便物取られた時点で、どちらもアウトということでしょ?
だからこそ、もう一度問う、「書留の意味は??」と。
(もちろん身分証を偽装する手間などもあるので、安易には言い切れませんが)
このことについて、郵便局側に「そのような身分証明の仕組みを見直ししないのか」、「再発防止は出来ないのか」と伝えても「本部側のルールですので」の一点張り。
たしかに、一支店の担当にそのようなことを伝えても仕方がないので、本丸の企業のお客様窓口に対して、その状況について何か改善を検討されているのか?を伺うためのメールを送りました。
後日「ご意見として真摯に受け止めます」という定型メールが来て速攻でクローズされてしまったのは悲しい事実。。
今後も同じような事件が発生しないことを心から願うばかりなのですが、
このクレカを再発行し、その後一度も利用していないにも関わらず1ヶ月足らずで再度不正に利用されて、
不安に思ってクレジットカード機能を解約したのはまた別の機会に書きます。笑
散々な出来事でした。
みなさんもお気をつけを!